本学は学校法人國學院大學創立100周年にあたる昭和57年4月、北海道道央の教育・文化の振興を図る滝川市の誘致を受け國學院女子短期大学として開設しました。日本文化の道統、日本人の本つ心を究明する國學院大學の建学の精神は、北海道という新しい大地を得て、新たに女子教育を通じて地方文化の進展興隆に貢献してきました。
平成3年(1991)4月、國學院短期大学と改称すると共に、男女共学制に移行し、更に充実発展への道を開くこととなりました。平成7年(1995)には専攻科(国文・英語専攻)を開設、平成12年(2000)からは福祉専攻も開設しました。平成18年4月には、小学校教諭養成課程を開設しました。
平成21年4月、本学は「國學院大學北海道短期大学部」と校名が変わりました。國學院大學傘下の「短期大学部」として、北海道キャンパスの役割を担うことになります。少子化傾向が加速する中、地域と大学が総力を上げて新たな改革と発展に取組み“地域と共生、社会に学ぶ”をコンセプトにした新しい短期大学像を、全国に発信しつづける所存です。今、本学は目的意識を明確に持つ、将来有為な学生達が集う「自己発見と自立」の場となっています。