国学院大学北海道短期大学部国学院大学北海道短期大学部

社会人のみなさまへ

文学や日本の歴史、法律、哲学を学んでみたい。「保育士」「幼稚園教諭」「小学校教諭」「中学校教諭」などの資格を取得したい。
社会人として、さまざまな経験があるからこそ、しっかりした目標や目的を持って、学べる喜びを実感できる。
本学では多様な学びのシステムで、社会人の方の入学を積極的に受入・サポートを行っています。

社会人を対象とした学びの制度には2つの方法があります。

  1. 本科(国文学科、総合教養学科、幼児・児童教育学科)の学生として2年間学び、卒業証書を手にする(短期大学士の取得)
  2. 科目等履修生として、興味のある授業だけを選んで勉強する

科目等履修生

専門知識を学んでみたいが、短期大学に入学して毎日通学するのは難しいという方にも、もっと気軽に学んでいただけるのが「科目等履修生」制度です。
各学科の科目から興味のある授業を選んだり(1科目からの受講も可能)、希望する資格取得のための授業だけを受講することができます。
お気軽に、学生支援課(0125-23-4111)までお問い合わせください。

履修できる科目

  1. 教養科目・専門科目
  2. 教職課程に関する科目
  3. 図書館司書に関する科目
  4. ビジネス実務士・情報処理士に関する科目
    ※年間履修単位は30単位を限度とします。
    ※履修を希望しても許可されない科目があります。

出願資格

高等学校を卒業した方、または相当の年齢に達し、高等学校を卒業した方と同等以上の学力を有すると本学が認めた方。
※ただし、免許状・資格を希望するものは、本学卒業生であり、なおかつ基礎資格を満たしているものに限る。
※基礎資格については本学までお問い合わせ下さい。

選抜方法

選考料
:10,000円(本学卒業生は、5,000円)
募集期間
:3月上旬

費用

登録料
:15,000円
履修料
:単位を必要とする場合[1単位 10,000円]
単位を必要としない場合[1単位 6,000円]

メッセージ

極上の二年間を私に与えてくれました

国文学科 Yさん(70歳代)

 狂言鑑賞会があり、久しぶりに母校を訪問した。食堂横の階段を見上げ懐かしさがこみ上げた。「文章を書ける人になりたい」という願いを持って入学した私が、小説を書ける程に成長させていただいた。学校は、私に自信と希望を与えてくれた。年令を超えて私を仲間にしてくれた学生達と一緒にテスト勉強をし、クラス活動をし、カフェへも行く日々を過ごした。全ての学科の学生は皆優しく行儀良く、私は大好きだった。
 クモ膜下手術をした次の年に入学した私は66才だった。私が廊下で倒れたら助けるのだと、笑って学生に話してくれた先生もいらした。校舎は優しく、さわやかな風を感じられた。これは先輩達が築き上げた校風と言えるものなのかもしれない。

資格が欲しい、と思うだけでは何も始まりません

幼児・児童教育学科 科目等履修生 Mさん(30歳代)

 幼稚園教諭として10年働き、その後、結婚退職。そして、子育ての日々・・・。専業主婦に憧れていましたが、現実は思っていたものとは何かが違っていました。子育てが落ち着いたら、いずれまた子どもと関わる仕事がしたいと思うようになり、そのためには保育士資格が必要だと考えて科目等履修生として入学しました。若い学生の中に入り勉強することは不安でしたが、そんな不安はすぐになくなり、協力してくれる家族や温かく声をかけてくれる学生のみなさんのおかげで、楽しく通わせていただいています。
 資格が欲しい、欲しいと思うだけでは何も始まらない。動き出して、本当に良かったと思っています。
 今は、たくさんの子どもに囲まれて仕事をしている自分を思い描きながら、勉強を頑張りたいと思っています。

先生から専門知識以外のことも学べる短大です

幼児・児童教育学科 科目等履修生 Kさん(20歳代)

 私がこの大学を選んだのは、なんといっても先生と学生の距離が近かったからです。
この短大は、教室の向かいに先生の研究室があり、授業でわからないことがあれば、すぐに訪ねていき質問をすることができます。学生が日常生活の悩みを先生に相談している姿もよく見かけます。
 人生の先輩として学問はもちろんのこと、それ以上のことを先生方から学ぶことのできるこの大学を、今私は心から楽しんでいます。

子どもたちの将来に生かせる勉強をしたい

総合教養学科 Yさん(30歳代)

 私は滝川市内に住む2児の母親です。これからの時代を背負っていく子どもたちが、自分の将来に目標を持ち、達成するためには何が必要で、私たち大人はどのように教え、支援していくことができるのかを学びたいと思い入学しました。
 高校を卒業して就職し、その後結婚し専業主婦となりましたが、子ども達の成長と共に、自分も成長していかなければ疑問に答えてあげられないと感じました。
 新しい知識を得ることはたいへんですが、これからの自分と子どもたちの将来に生かせる勉強をしたいと思っています。

今こそ「チャンス」です

総合教養学科 Eさん(60歳代)

 学校には明るく元気な挨拶の声。屈託のない笑顔の青年たちと机を並べ、新しいことに出会う毎日に、生きる元気がますます膨らみます。ほとんどの授業は30人前後の学生数で、先生方との距離は近く授業も人間味が加わって、あたたかな雰囲気ですすみます。
 宿題やテストには毎回四苦八苦。「人生に四苦八苦はつきもの、今が頑張りどころ」と自らを鼓舞して臨むものの、数分前に調べた英単語の意味が思い出せず、繰り返し、繰り返し辞書をひいています。
 「鉄は熱いうち打て」とあります。一日でも若いうちに、熱い情熱が冷めないうちに、打ち応えのある今こそ「チャンス」です。

アットホームな雰囲気で学ぶことができます

幼児・児童教育学科 児童教育コース Kさん(30歳代)

 入学当初は年下の学生たちとうまくやっていけるか不安でしたが、入学直後の宿泊研修や学校祭などコミュニケーションを深められるイベントも多く、毎日楽しく学んでいます。同じ学年には、社会人入学をして学んでいる方も何名かいて心強く思っています。
 児童教育コースは小学校教諭の免許を取得するためのコースで、教員を目指す人にとって、たいへん有利なカリキュラムになっています。講義は少人数で行われることが多く、先生と学生の距離が近く気軽に相談できるアットホームな雰囲気で学ぶことができます。

#