「Haiku Bar」と「短歌の庭」を開催しました。
2023年10月19日
俳人の堀本裕樹氏と歌人の山田航氏をお迎えし、歌人で本学国文学科教授の月岡道晴と共に、9月30日に三浦華園で句会「Haiku Bar」を、10月1日に紀伊國屋書店札幌本店インナーガーデンで歌会「短歌の庭」を4年ぶりに開催しました。参加者は事前に作品を応募し、当日は作者を伏せた状態で好きな作品に投票して、互いに批評し合いました。
以前にご参加いただき、楽しみに待っていてくださった方、ご友人と初めて参加された方、本学の卒業生など、たくさんの方々にご参加いただきました。ありがとうございました。
「Haiku Bar」 兼題「葡萄」
俳句集団【itak】賞(特選) 人遠き夜の一房の黒葡萄 金行康子
堀本賞 黒葡萄抱き分断の星ひとつ 畠山ゆか
山田賞 種無し葡萄喰ひ尽くし沈む船 堀本裕樹
月岡賞 葡萄捥ぐたびに青空広げゆく
「短歌の庭」 テーマ「工事」
日本歌人クラブ賞(特選) 「星空を少しずらしていいですか」プラネタリウム工事中にて 竹内まどか
山田賞 去年まであった駅ビル消えている君のこころの私もきっと すずきなずな
堀本賞 野っ原に男が二人測量中「何が建つの」と虫捕りの子ら 川崎淑子
月岡賞 「星空を少しずらしていいですか」プラネタリウム工事中にて 竹内まどか