「キャリア演習」卒業生講義“図書館司書と作家の両立”
2020年7月23日
7月6日、「キャリア演習」では、卒業生である野口さんをお招きして図書館司書と作家についてお話を聞きました。
野口さんの学生時代から作家になるまでの経緯、兼業作家として図書館司書になったきっかけ、二つの仕事の具体的な内容など、余すところなく語りつくしてもらいました。作家は創作レベルが高くかつ飽和状態でとても厳しい狭き門であるということ、図書館司書の7,8割は非正規雇用であるという現実がありました。図書館司書はパワーポイント、ポスター作製などをできるようにしておくと有利だとおっしゃっていました。
兼業作家で辛いことがあったとしても、作品を書く楽しさを知ってしまったからやめられない、と語っていたのが印象に残っています。
図書館司書の資格を取っている学生はもちろん、その他の学生も考える職業の幅が広がったのではないかと思います。そして、何が自分の就く職業のきっかけになるか分からないので、今は精一杯勉強を頑張りたいと思いました。
(キャリアサポーター 国文学科2年 廣瀨祐季子)