國學院大學入学案内2021
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短大の勉強は大変でしたが、学んだ全てが今の仕事に役立っています。[保育士&幼稚園教諭]子どもたちの成長過程を見られるのが、この仕事の大きな喜び。 勤務して丸5年。当初は幼稚園でしたが2年目から認定こども園になり、去年初めて2歳児を担当しました。0〜2歳児は保育部で、3歳児からは教育部。教育部はお誕生会や発表会などのイベント行事が多く先生もやることが山積みですが、保育部はそういったことが少なく、寝顔を見る時間も長いので癒されますよ。でも、言葉を覚え始めたり、自我が芽生えるなど成長著しい時期なので、怪我や事故の無いようしっかりと見守って無事に帰宅させることに心血を注いでいます。 春には何もできなかった子が、季節が進む中で少しずつできるようになる。その成長過程を見られるのは、この仕事の大きな喜びです。結婚、子育てを経て、その経験を職場に生かしてみたい! 短大時代を振り返ると、厳しい先生が多かったイメージです。でも今思うと、小さな子どもたちの命を預かる仕事に就くわけですから、厳しいのは当然ですよね。覚える事も多かったし、ピアノや手遊び、歌などの試験も多かったけれど、その全てが今の仕事に生かされている。2年間頑張って幼稚園教諭と保育士、両方の資格を取れて良かったと感謝しています。 将来、結婚したら一旦は仕事を離れ、自分の子どもをじっくり育ててみたい。そしてまた職場に復帰し、子育ての経験を生かしたいと思っています。怪我や事故の無いように、毎日、気を引き締めて接しています。発表会では舞台袖から子どもたちを見て、涙が止まらなかった。 今の職場は、かつて私が通っていた幼稚園なんです。教わる側だった自分が同じ場所で教える側になっているというのは、ちょっと不思議な気分。でも、私が園児だった頃からお勤めの先生もおられるので、困った時には相談しやすくて、とても心強いです。 子どもたちが一生懸命に何かに取り組んで、できなかったことができるようになった瞬間「あぁ、この仕事をやっていて良かった」と喜びでいっぱいになります。特に発表会の時は、舞台袖で子どもたちが踊っている様子を見ながら思わずボロボロ泣いてしまい、保護者の方々にも笑われちゃいました。でも子どもって本当に可愛いですね。ピアノ演奏は仕事に不可欠。苦手な人も頑張って取り組んで! 小さな子どもが大好きだったので幼稚園の先生をめざし、芦別市の実家から通える國學院短大に進学。2年間で様々な教科を学ぶ内に「保育士や幼稚園教諭は子どもの命を預かる責任重大な仕事なんだ」と改めて気付きました。先生となった今は、子どもたちに怪我の無いように、突発的な事故が起こらないように、と毎日気を引き締めて接しています。 短大時代に最も力を入れたのはピアノ。小1の時から習ってはいたものの大の苦手で、とにかく必死で練習しました。でも、この仕事にピアノ演奏は不可欠。これから幼児保育を学ぶみなさんには、ぜひ頑張って練習に取り組んでほしいです。努力は必ず報われます!芦別みどり幼稚園 教諭平成28年3月 幼児・児童教育学科 幼児保育コース卒業橋浦 絢佳 先生 芦別高校出身認定こども園上富良野高田幼稚園 教諭平成27年3月 幼児・児童教育学科 幼児保育コース卒業岩野 有華 先生 滝川西高校出身地域との交流で現場での実践力を身につけます目標を叶え、地域で活躍する卒業生5 Guide book

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