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金田一記念文庫

金田一京助博士は、アイヌ学の先駆者として世界的に著名な学者です。金田一博士は学生の頃からアイヌ語研究を志し、明治39年7月、25歳でアイヌ語研究のために北海道に渡りました。爾来、数十年に亘って、北海道及び樺太アイヌの言語や民俗等の調査研究に没頭されました。

明治39年
室蘭に上陸し、有珠・虻田・幌別・白老・鵡川・沙流太・平取の調査。
明治40年
小樽から船で樺太東海岸オチョポッカに渡る。
大正2年
日高シウンコツの古老ワカルパを招致して、ひと夏ユーカラを筆録する。
大正4年
樺太及び北海道アイヌのコタンを歴訪、ユーカラの伝承者を求めて筆録。
大正6年
日高のアイヌの老婆のコポアヌ来たりて滞在し、ヤヤシ所伝の「葦丸の曲」歌う。
コポアヌは、大正8年・10年・11年・14年にも滞在している。
大正7年
ユーカラを求めて北海道を踏破。
東は厚岸・釧路、北は北見の美幌に及び、西は天塩・石狩に至る。近文で初めて金成マツ・知里幸恵に逢う。
大正12年
アイヌのワカルパの娘ユキ来り投ず。半年滞在。

金田一博士所蔵の、貴重書21点、和装本268冊、一般書(洋装本)379冊が、國學院大學図書館から移管し、「金田一記念文庫」として公開しております。
今後のアイヌ研究には欠かせない貴重な書物を展示していますので、どうぞご覧下さい。

金田一記念文庫の貴重書
『蝦夷史』、『蝦夷辺要図説』、『箱館日記』、『アイヌ風俗絵巻』、『蝦夷葉那誌』、『お路しゃ船渡来一件諸書留之写』、『夷乱記事』、『松前惣図大略』、『蝦夷 境輿地全図』、『蝦夷地諸処図巻』、『銅柱余話』、『蝦夷国風俗図絵』、『蝦夷語箋』、『松前城下ヨリ西北蝦夷地分間絵図』、『蝦夷全図』